日本動物高度医療センター 東京 臨床検査内容と川崎本院との連携のご案内です。

医療機器・臨床検査

医療機器・臨床検査

日本動物高度医療センター 東京では、最新の医療機器を導入し、疾患動物の治療にあたっています。
また、適宜川崎本院と連携をしながら検査・診断・治療にあたっています。

導入医療機器

MRI 磁気共鳴画像検査装置

MRI撮像装置とは、磁気と電磁波による核磁気共鳴現象(nuclear magnetic resonance, NMR)を利用することで体の断層画像を得る装置で、特に脳や脊髄など、神経系の異常発見を得意とします。
1.5テスラの高磁場型の装置により体の小さい動物でも解像度の高い画像を得ることができます。

内視鏡

内視鏡とは、外から見えない食道や胃、消化管などの内部を、先端にレンズのついた細く長い管をとおして撮影し、観察するもので、場合によっては異物や組織・細胞を採取するために使うこともあります。
5.5mm、8mmなど一般的な消化管内視鏡のほか、3.1mmの細径スコープを備えており、体の小さな動物でも呼吸器や尿路などの検査もすることができます。

CT コンピュータ断層撮影装置

CT装置は、X線により走査したデータをコンピューターで再構成し、体の断層像を得る装置です。また、データを3次元像に再構築することもでき、病気の診断や手術などの治療法の検討に役立ちます。
最高0.35秒で1回転する、80列の多列検出器により、高速に高精細な画像を得ることができます。

X線TV装置(FPD)

フラットパネルディテクタ(Flat Panel Detector;FPD)を備えたフルデジタルX線テレビシステムにより、高精細なX線透視検査を行うことができます。
また、断続的にX線を照射するパルス透視により、X線被ばく量を低減し動物の負担を軽減できます。
特に息止めが難しい動物の診療においては、動的なX線検査をすることで、静止画である一般X線画像検査ではとらえることができない異常を検出することができます。

外科用X線撮影装置 Cアーム

X線管球と検出器が大きなC型のアームについており、このアームが回転することにより、動物を動かすことなく、多方向からの撮影が可能となります。
血管や消化管、気管、骨などを手術中に観察することで、精密な治療を行うことができます。

超音波診断装置

超音波診断装置(Ultrasonography;US)は超音波の反響(エコー;Echo)を映像化する装置で、体に侵襲を与えることなく断層像を得ることができます。
また、断層像をリアルタイムに観察することができ、心臓などの臓器の動きを検査したり、血液の流れる速度や乱れを検出したりすることができます。

心電計

心臓の電気的機能を調べる検査装置で、一般的な心電図に加え、24時間通常の生活時にとるホルタ―心電図などの検査も行ないます。心臓全体のはたらきを調べることができ、心臓病の発見や診断に用います。

ICU設備

温度、湿度、酸素が管理された集中治療ケージで、術後など呼吸、循環、代謝が機能低下している患者の容態を考慮した設備です。

  • 手術室 入院室完備
  • PACS(DICOM規格)

臨床検査

  • 各種血液・生化学・止血系・遺伝子検査
  • 輸血体制(犬・猫)
  • 血球診・組織診・病理検査

川崎本院と連携しながら検査・診断・治療にあたります

  • 画像遠隔診断体制
  • 放射線治療、免疫治療、体外循環手術など

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